イタリア語再開と留学生の思い出

NHKラジオ語学講座、各言語6月の続きから再開して2週めになりました。4~6月は夕方の再放送を聴いていたのですがイタリア語の前の枠はロシア語で、ちょっと早めにラジオをつけて司会の三遊亭楽麻呂さんに対するアナスタシアさんの冷たい返しと終わりのロシアっぽいBGMを楽しんでいました。先週からは朝の放送を聴くことにしたので順番が変わりロシアっぽい音楽を聴けなくなったのはちょっと残念。

イタリア語はイタリアっぽい音楽で始まります。

(音楽~♪)

日本人司会:まいにちイタリア語、ゆっくりじっくりイタリア語。

イタリア人出演者2人:ベンヴェヌーティンジャッポーネ*1!!

落ち着いた日本語で始まり、陽気なイタリア語が続くのはやる気スイッチを押してくれる気がする。

ロシアもイタリアも行ったことないので「っぽい音楽」というのは勝手なイメージでしかないけどドイツ語では流さないような音楽ってことです。大学は一部の学科がイタリアの大学と交換留学をしていたのでイタリア人留学生もいました。私とイタリア人のファーストミートは入学後間もない頃で、ベンチでできたばかりの友達と話していたら知らない男性にすみませんと声をかけられて「僕、建築学科なんですけど同じ研究室のイタリア人留学生が『日本に来たから日本の女の子と話がしたい』って言うんでちょっと時間ありますか」とたいへん申し訳なさそうに言い、後ろには全開笑顔3秒前の留学生がいました。お前あそこにいる子に声かけてくれよのパシリにされた建築男子。特に彼がナンパだということではなく、その後学内で知り合った留学生でイタリア人が一番フランクに「やあ!僕は〇〇なんだけど君の専攻は何か教えてくれないかな(意訳)」みたく声をかけてきました。世界各国から来ていたわけではないので比較にならないけどジローラモさんの作ったイタリア男イメージはそこそこあてはまるのかなと。日本の男はシャイすぎる、どうして女の子に声をかけないんだあれじゃ恋人も友達もできないとか本気で不思議がってた。日本は奥ゆかしさが良いって文化があるからとそれらしい説明をしたけど、言わなきゃわかんないよというのが彼らの文化のようでした。

留学生との交流を深めるイベントがしばしばあったのでもっとそういうのに参加していろんな人と話してみればよかったなあと思います。彼らは日本語がわりとできる(日本語の補習があった)ので私の英語がひどくても会話になっただろうに。

今年は諸外国のニュースを伝える時間が増えたように思います。理由は新型コロナウイルス感染症。コロナは早くおさまってほしいけど、これまであまり気にしなかった各国の政治体制や生活習慣を調べる機会にはなりました。政治家は映っても、一般人が歩く街中はあまり放送されなかったと思うのでNHKの世界モノをチラ見してる感じ。副音声でニュース聞いたりもしました。

日本について思うのは、自国民を大切にできない国家がオリンピックなんかできるかよ、です。おもてなしが聞いて呆れる。

*1:Benvenuti in Giappone!:ようこそ日本へ