まいにちイタリア語の成果

5月になりましたがNHKラジオ講座、続いてます。ひとえにストリーミング配信のおかげ。

先週の放送で主語6種類と規則動詞の変化が登場。たったそれだけなんですが、声楽的には大進歩しました。

モーツァルト作曲のオペラ“フィガロの結婚(Le nozze di Figaro)”から“恋とはどんなものかしら”を昨年やりました。これのイタリア語タイトルは“Voi che sapete?”です。voiはあなたたち、cheは何か、sapeteは知るsapareが主語に合わせて変化した形、ということが文法的に理解できた瞬間!!エウレーカ!

歌いだしは Voi che sapete che cosa è amor で、che cosaは「何ですか?」と聞く質問文なので、恋とは何か知っていますかご婦人方、というケルビーノの問いかけで始まる歌です。

 

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以下おまけ。

ケルビーノはお年頃の美少年です。演じるのはメゾソプラノが多いようですが、宝塚のように女性が男性役を演じることを“ズボン役”といいます。

昨年のコンクールはこの曲で参加しました。コンクールは発表会と違って支度室も写真撮影もないので服装は何でもいい。なのでせっかくのズボン役だし、とパンツにヒールなしの靴にしました。形から入るタイプ。

これまで練習したうちでも好きな曲三本の指に入るかな、というくらい歌っていて楽しい曲でした。