Japaneseと英語表現
Japaneseは形容詞と名詞の意味を持つ単語。形容詞なら「日本の」「日本人の」「日本語の」「日本的な」、名詞は「日本人」「日本語」(ジーニアス英和辞典第3版より)。
日本語しか用意がない、と言いたい時に Japanese only を浮かべてしまう人は少なくないと思う。I speak Japanese. のような例文があるのでJapanese = 日本語 と変換するのは不自然ではない。しかし相手に日本人の意味で捉えられてしまうと日本人専用になって国籍差別かと思わせることになる。紛らわしいので日本語 = Japanese languageと言うようにすれば良い。既存の単語で足りる。
このパターン、他の言語にはないのかな。
英語だとEnglishはイングランド人を示し、イギリス全体はBritish。航空会社の名前にある。サッカー見る時にイギリスという国はないので(複雑…)、地域毎にイングランド→English, スコットランド→Scottish, ウェールズ→Welsh, アイルランド→Irish とイメージしやすい。ウイスキー好きな人にもおなじみかしら。
なんというか、言葉の訳はひとつではないしニュアンスの違いもあるし、上手く書くのは難しいものだ。
某ホテルのエレベーター注意書きの英文、自分ならどう書くだろうか。日本人 or notで分ける是非や隔離にならないなど現実の問題では除きスマートな英語表現のみを考える。来日した人を指したいなら from abroad が無難。「~も使える」をそのまま訳そうとしてavailableをねじこんだと推測。誰でも使える、とすれば everyone can use this elevator で良いような。同乗を避けるお願いは密を避けてほしいと解釈するとエレベーターの広さで人数を決めて、限界は何人までとする。
眠くなったのでとりあえずここで。