ライブ延期の夜
今日はライブ参戦予定でした。中止ではなく延期なのでチケットはお手元に置いといてね、とお知らせがきてるのでいつになるかわかりません(同じ会場の予約が取れるのはいつなのか！？)し、やっぱり中止しますの可能性もあるけど何年後でも待ちます…。
ぼちぼち夏が始まりゆくこの数日ですが、秋の風吹く頃にはいくつのライブハウスが消えているんでしょうか。私は大きいところしか行ったことがないので閉店の涙はまだ流していません。ライブハウスはバンドをやってる人やインディーズから応援してる人、そのほか音楽が好きな人おおぜいに何かしら思い出がある場所だと思います。あのメンバーと同じ空間にいる！同じ空気を吸ってる！生で歌ってる！！と初めてライブに行った時の感動は今思い出しても泣けます。まあ初めて行ったライブはハコじゃなくアリーナ*1なんですが。
音楽教室のほうはレッスンの再開予定が出ました。でも5月の発表会中止、8月の会員コンサート中止、9月のコンクール中止で何も目標がございません。同じ店舗に通ってる方との交流もありません。やはり人前で歌う、舞台に立つのは刺激になるし自分が歌えればそれで満足とは思っていないので、アマチュアであってもイベントは大切だとあらためて思いました。今は“陽はすでにガンジス川から”という大変希望あふれる歌詞の歌をやっています。これから世界が、自分の周りがどうなってゆくのか見当もつきません。が、それでも太陽はのぼり、明るく輝き世界を照らし、光で満たしていくのです。コロナウイルスの名前はかたちが太陽のコロナに似ていたのでそこから取ったらしいですね。空のかなたにある天体には人類もウイルスも大差ない存在だよな、と変な方向に走りそう(汗)。
せっかくなので“陽はすでにガンジス川から”(A.スカルラッティ作曲)を聴いていってください。対訳の歌詞も載せておきます(全音楽譜出版社イタリア歌曲集1より)。
陽はすでにガンジス川から
一層明かるく輝いて
暁の涙の雫を
すっかり拭い去る
陽は金色の光りで
すべての草木を飾り
大空の星々を
野に描き出す
Buona notte!
*1:さいたまスーパーアリーナ。ちなみに初めてバイトをしたのもここ。
